鹿児島市皇徳寺台の歯医者 さとう歯科医院の院長 佐藤裕幸です。
いつも当院のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
さて、今週のテーマは・・・
インビザラインとお口の健康の関連について
です。
インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯の矯正を行う方法であり、
お口の健康に関連するいくつかの利点があります。
以下に、インビザラインとお口の健康の関連性について5つのポイントを挙げます。
⒈歯の咬合改善
インビザラインは、歯並びや咬合の問題を改善するために使用されます。
正しい咬合は、噛み合わせや咀嚼の効率を向上させ、
歯や顎の負担を軽減します。
均等に噛めるようになることで、噛み合わせのバランスも良くなり
一部の歯だけに大きな負担がかかることなどもなくなります。
これにより、歯への負担や摩耗を軽減し、
お口の健康を維持することができます。
⒉歯周組織の健康維持
歯並びの問題があると、歯周組織に負担がかかる可能性があります。
歯の間隔や噛み合わせの不調和は、
歯周ポケットの深さや歯周病のリスクを増加させることがあります。
また、歯並びが悪いと、清掃がしづらくなります。
綺麗に磨くことができないと『プラーク』が残ることとなり
これがむし歯や歯周病を悪化させる原因であることから
歯並びの改善は、歯周組織の健康を維持することにつながります。
インビザラインによる歯並びの矯正は、
歯周組織の負担を軽減し、歯周病の予防や進行の抑制に役立ちます。
⒊歯のクリーニングの容易さ
インビザラインは、取り外し可能なマウスピースであり、
歯ブラシやフロスの使用による日常的な歯のクリーニングが容易です。
歯並びの改善がされると
歯ブラシやフロスが、より効果的にアクセスできるようになり
プラークや歯石の蓄積を減少させ
むし歯や歯周病のリスクを低下させます。
⒋咀嚼機能の向上
歯並びの問題があると、咀嚼機能が低下する場合があります。
咀嚼は食物の消化を助け、栄養素の吸収を促進します。
インビザラインによる矯正は、咬合の改善によって咀嚼機能を向上させ
食物を適切に咀嚼することができるようにします。
これにより、消化や栄養の吸収が改善され
全身の健康にも影響を与えます。
⒌舌や頬の損傷の予防
歯並びの問題があると、舌や頬が歯に当たり
損傷を受ける可能性があります。
歯の尖った部分が口内組織に擦れることによって
口内炎や潰瘍が発生することがあります。
インビザラインによる歯並びの矯正は
舌や頬の損傷を軽減し、快適な口内環境を促進します。
また、歯の尖った部分が舌や頬っぺたの粘膜に当たることによって
ほんの微妙にですが、噛み合わせの位置が変化し
ご自身も気づかないうちに、噛み合わせのズレが下顎のズレとなり
さらには、頚椎や背骨の歪みを誘発し
肩や首の痛みや腰痛、股関節の異常、膝への悪影響など
目に見えないレベルで慢性痛の原因となることもありますので
歯並びを正しい位置に整えることで
長年苦しんだ慢性痛から解放されることもあり得るのです
これらの要素からもわかるように、
インビザラインの矯正は単に見た目の美しさだけでなく、
お口の健康にも多くの利点をもたらすことができます。
ただし、個々の状況によって異なる場合があるため、
矯正の必要性や適切な治療法については、
正しい知識と技術を持った歯科医師と相談することが重要です。